腎癌の症状と治療2


   腎臓の病変部では、腫瘍自体によりエリスロポエチンというホルモンが生産されている。
   このエリスロポエチンは、骨髄を刺激し赤血球の生成量を増加させる働きを持っている。
   この働きにより、赤血球の数が異常に増加してしまい、二次性赤血球増加症と呼ばれる病気を引き起こすこともある。
   しかし、逆に尿中に血液が混じって排出されてしまうことで赤血球の数が減少してしまうこともある。
   また、血液中のカルシウム濃度が上昇するという場合もある。

   医師は、腎癌の疑いのある患者の検査を行う場合には、静脈性尿路造影、超音波検査、CT検査といった検査を行って診断をする。
   MRI検査を実施すると静脈などの隣接している組織にまで癌が広がっているかどうかを確認することができる。
   検査により液体の詰まった腫瘍が発見された場合には、液体を針を使用して吸引し癌であるかどうかを判断することになる。

   腎癌の場合、癌が腎臓以外の組織に転移していない状態であれば、腎臓とリンパ節を取り除くことで十分に治る見込みがある。
   手術により取り除かれるのは、腫瘍と隣接している正常組織の縁のみを取り除き残りの部分の腎臓は残す場合もあれば、腎臓全体を取り除く必要のある場合もある。
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