膀胱癌の治療と症状2


   癌が膀胱の内側の粘膜にのみ留まっていたり、粘膜の下にある筋層の表層のみに留まっている場合には、膀胱鏡を使用して癌を完全に取り除くことが可能である。
   しかし、せっかく癌を取り除いても、膀胱の別の部位に新たに癌が発症することや同じ場所に発症することがしばしばある。
   再発を防ぐ為には、癌を取り除いた後に、科学療法薬やBCGを膀胱に繰り返し注入する必要がある。
   この場合、膀胱の内側の表面に限局された癌にのみ有効となる。

   筋層深部や膀胱壁を越えて広がっている癌に関しては、一部か全てを取り除く膀胱切除術を行うことになる。
   この場合、放射線療法や放射線療法と化学療法を組み合わせた治療法を行い癌を根治する治療となる。

    癌の治療の為、膀胱全体を取り除かなければならない場合には、通常、腸管で形成された回腸ループという通路を経て腹壁に設けた開口部から尿を排出できるようにすることになる。
   体内に排出される尿は、体の外側に取り付けた集尿袋へ溜めることになる。

    最近では、排尿型代用膀胱形成術と自己導尿型代用膀胱形成術と呼ばれる2種類の新しい尿の経路を変える方法も開発され使用されている。

    膀胱からリンパ節やその他の臓器に癌が移転している場合には、治療は、科学療法を行うことになる。
   こういった場合に癌では、薬を複数組み合わせて使用する併用療法を行うことが効果的である。
   癌の移転がリンパ節に限られている場合などには、特によく使われる療法となる。
   治療を行っても回復の見込みがない患者の場合には、痛みを軽減させる為の治療と終末期のケアに向けての取り組みを行うことになる。
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