開かない蓋は蓋ではない2


  喉頭蓋が腫れてくると気道が狭くなる。
  そのため、初めのうちは息を吸うときにゼーゼー、ヒューヒューといった音が生じる。
これを、喘鳴(ぜんめい)という。

  そして、やがて呼吸困難が悪化するのである。
  この状態は急速に進行するようである。
  診断は患者の症状に基づいて行われる。

  呼吸困難がなければ、喉頭鏡でのどの状態を調べるか、X線検査で喉頭蓋の腫れの有無を確認する。
  鼻咽頭内視鏡検査があって、それは細長く柔軟なチューブ状の観察装置を使う。
  これは内視鏡という装置である。内視鏡を鼻から通して、のどを調べるのである。呼吸困難がない場合には抗生物質を投与される。そして、集中治療室で注意深く経過を観察されるのである。

  また、呼吸困難がある場合は、プラスチック製の気管内チューブを口または鼻から気管へ挿入される。
  気管内挿管と呼ばれるこの処置である。これは気道が腫れてふさがってしまうのを防ぐ。気道の腫れが激しく気管内にチューブがうまく入らない場合がある。その場合には首の前面を切開してチューブを気管へ直接挿入される。
  この方法を気管切開または輪状甲状膜切開というのである。
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