ミツロウ


  ミツロウは、ミツバチが巣を作るために分泌したロウ分で、ハチの腹から出され、巣の原料になるものだ。巣を熱し圧搾し、煮ることでロウ(天然ワックス)が採取できる。エステルやパルミチン酸ミリシルが主成分で、熱を加えると溶けるので、昔から結合剤に利用されてきた。

  採取したときには花の花粉からきた黄色をしているが、精製したものは白色だ。今日では蜂蜜の副産物だが、中世ヨーロッパでは教会の儀式用ろうそくの原材料として大量に消費されたため、むしろ養蜂の主目的はミツロウの生産にあったようだ。蝋燭に使用した場合パラフィンに比べすすが少ない等の長所がある。ミツロウは、湯煎にして溶ける温度が60度~70度であり加工性が良いために、幅の広い用途でさまざまなものに使用されてきましたが、現代でも人気のアイテムだ。もしも、ミツバチの巣を取ることができたら、鍋に入れて煮てみるといい。溶けたら濾して、冷めたら自家製ミツロウの出来あがりだ。
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