緊張性頭痛の症状と治療

緊張性頭痛の原因は、はっきりしていない。
痛みを感じる閾値が正常よりも低いことやストレスが関係していると考えられてはいるものの、ストレスだけが原因となって頭痛を引き起こすということはなく、頭痛とストレスの関係もはっきりしていない。
緊張性頭痛では、ほとんどの場合で、軽度から中程度の痛みを生じる。激痛となる場合もある。
痛みは、30分~1時間程度ベルトで締め付けられるように感じる。
片頭痛では、運動、光、音、匂いにより痛みが悪化したり吐き気や嘔吐を伴うが、緊張性頭痛では、そのような症状はない。
また、寝ていて眼が覚める程の痛みを生じることもめったになく、典型的な症状としては、目が覚めてから数時間後に起きることが上げられる。
緊張性頭痛を確定する特別な検査は無く、頭痛の症状と診察の結果に基づいて診断を行うことになる。
時として頭部のCT検査やMRI検査をを行うこともあるが、これは、最近になり頭痛が急に起きるようになった場合などになる。

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