鼓膜穿孔について


  鼓膜穿孔は、鼓膜に穴が開いた状態である。
鼓膜穿孔は、こまくせんこうと読む。

  鼓膜穿孔の最も多い原因は中耳炎である。
その他には、
(1)爆発、平手打ち、潜水などで鼓膜にかかる圧力が急に上がった時
(2)飛行機に乗っていて圧力が急に下がった時
(3)熱によるやけど
(4)薬品によるやけど
(5)綿棒などの異物を耳の中に差しこむ
(6)樹木の枝や飛んできた鉛筆などが耳の中に入る
なども原因となる。
鼓膜を貫通した異物は、鼓膜と内耳をつないでいる耳小骨の連結を分断したり、耳小骨を壊してしまうおそれがある。
耳小骨の破片や異物が内耳に入りこんでしまうこともある。

  気圧外傷と言って、耳管が詰まっていると内外の空気圧の差が激しくなり、鼓膜に穿孔が起こることがある。
鼓膜穿孔の症状としては、鼓膜に穴が開くと突然激しい痛みが生じる。
それに続いて耳からの出血、聴力低下、耳鳴りが起こることもある。
  より大幅な聴力低下が生じるのは、耳小骨の連結が分断されたり内耳が傷ついたりした場合である。
また、内耳が傷つくと、めまいが起こることもある。

  水や異物が中耳に入ってしまった場合には、24~48時間ほどで耳から膿(うみ)が出てくることがある。

  診断には、耳鏡という特殊な器具を用いて医師が実際に耳の中を観察する。
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