鼓膜も炎症である

  感染性鼓膜炎は、ウイルスや細菌の感染により鼓膜が炎症を起こした状態である。

  鼓膜炎は、さまざまなウイルスや細菌の感染が原因で生じる。
最も多いのはマイコプラズマによる感染である。
マイコプラズマとは、マイコプラズマ目に属する微生物群である。
細菌濾過器を通過し、細菌壁を欠くことからウィルスと細菌との中間に位置するものと、考えられる。グラム陰性で熱に弱い。
40種以上知られ、動物に肺炎・関節炎・植物に萎黄病・天狗巣病などを起こす。
症状としては、鼓膜が炎症を起こし、その表面に小さな水疱(すいほう)ができるのである。
水疱は中耳炎でもできるが、感染性鼓膜炎の場合は中耳の膿や耳だれ(液状の分泌物)はみられない。
痛みは突発的に起こり、24~48時間続く。聴力低下が生じることもある病気である。

  鼓膜炎の診断は、耳鏡で鼓膜を観察して診断する。

  感染がウイルス性か細菌性かを判断するのは難しい。
そのため、多くの場合は抗生物質と鎮痛薬を用いた治療が行われる。
痛みを和らげるために、小さなメスで水疱を破ることもある。
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